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鍼灸院の先生

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鍼灸院の先生

鍼灸とは、鍼(はり)や灸(きゅう)を使って体にあるツボを刺激し、神経や筋肉のバランスを整え、痛み・緊張などを緩和する治療法です。鍼灸師は医療系国家資格で、鍼灸治療が行えるのは医師を除いては鍼灸師のみです。
鍼灸師として仕事をするには、養成校を卒業と鍼灸師の国家試験の合格が必須となります。

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鍼灸院の先生の仕事内容

鍼(はり)・灸(きゅう)や様々な手技を使い、体のツボを刺激することで人間本来が持つ自然治癒力を高めて治癒に導きます。鍼灸師の診察・治療には、様々な方法があります。ここでは代表的な治療方法についてご紹介します。

  • はり治療

    髪の毛よりも細いはりを全身のツボや各種の反応点に打ち、わずかな刺激を与え、周囲の血流や組織の新陳代謝を促し、筋肉のコリや関節痛、神経痛といった症状を改善します。ツボは正しくは「経穴」といい、その数は300個以上。その一つ一つに作用があり、はりの刺激を与えることで局所だけでなく連動して各器官や内臓に反応を与えることができます。
    同じ肩こりという悩みをもつ方でも、違う経穴を使用したり、はりの本数を変えたりと患者様のお悩みにあわせてオーダーメイドの治療を組み立てていきます。

  • きゅう治療

    ヨモギの葉を精製してつくられる「もぐさ」を用いた治療法です。
    小さくまとめたもぐさを肌にのせ、燃焼させることにより、経穴におだやかな熱を伝えます。刺激が必要な部分は触れると冷えて力なく陥凹している経穴であることが多く、灸をすることで気血を呼び弾力のある状態を取り戻すことができます。また灸をすることで、体内でヒートショックプロテイン生成が盛んになり、免疫力の向上やストレス軽減にはたらき、患者様本来の自然治癒力を引き出すことができます。
    その他にも、生姜やニンニクをスライスして薬理作用を利用した「間接灸」や、眼精疲労に用いる「くるみ灸」、ご自宅でもセルフケアに活用できる「台座灸」など様々な灸法があります。

  • 東洋医学的診察方法(四診)

    鍼灸師が用いる伝統的な診察方法に四診とよばれる4種の方法があり、そのなかに脈診と舌診があります。脈診とは、患者様の手首の脈に触れて、やわらかさ、速さ、太さといった情報から気血の流れや内臓の状態、体質をみることができる方法です。舌診とは、文字通り「舌」の形や色を見て、水分バランスや発熱の状態、内臓の不調を見つけることができます。脈診と舌診は治療の前後の体調判断にも用いられ患者様自身も知らない不調をみつけることができます。このように一見、病とは直接関係のなさそうな部位にも実は身体を整えるために必要なヒントが隠れています。

  • 特殊な鍼灸

    筋肉にうった鍼に、電極をつけてわずかな電流を流し、血流促進させ筋肉の状態を整える「低周波鍼通電療法(パルス療法)」はスポーツの分野や凝り固まった肩こり首コリに活躍しています。腰や肩にうった鍼の先端にもぐさをつける「灸頭鍼」は鍼の作用と灸の作用を両方取り入れることで芯まで温めて身体をほぐします。また、棒状やスプーンのような形をした金銀銅様々な金属でできた皮膚に触れるだけで気血の流れを整える「小児はり」といった「刺さないはり」は刺激に弱い方やお子様の自律神経を整えて体質改善を行い、ぐっすり眠れる身体づくりに用いられます。これ以外にも様々な鍼灸治療のバリエーションがあり幅広い分野で用いられています。

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鍼灸院の先生の活躍の場

治療やリハビリだけでなく、未病(病になる前段階)の治療、更には健康増進まで一役を担うことのできる鍼灸は、様々な分野での活躍が期待できます。

  • 地域医療の担い手として活躍する

    地域に根差した鍼灸院で、運動部の子供たちのケアや高齢者の介護予防まで幅広く活躍できます。独立開業権があり、自分の治療院を持つことも可能です。 レディースクリニックに勤務し不妊症、生理不順、冷え性、更年期障害など婦人科系疾患の治療を行う鍼灸師もいます。

  • 美容のプロとして活躍する

    鍼灸の技術で顔のしわやたるみを改善させたり、ボディケアしたりする美容鍼灸が人気を集めています。美容鍼灸サロンやエステサロンに勤務したり、治療院で美容メニューを担当したりする鍼灸師もいます。

  • スポーツトレーナーとして活躍する

    鍼灸の技術でケガの予防やパフォーマンスの向上、コンディショニングなどを行います。スポーツ分野はもちろん、芸能人やアーティスト、演劇やモデルまで専属サポートをしている鍼灸師も数多くいます。

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資格の取り方

鍼灸師は国家資格になります。
受験資格は、鍼灸科がある大学・専門学校等で養成課程を修了すること。
「はり師」と「きゅう師」で、別の資格が必要な為、2つの資格の受験をすること。※同時に受験する場合、共通科目の試験は免除。

鍼灸院の先生になるための方法

養成学校では、東洋医学概論、経路経穴概論、解剖学などを通して東洋医学や人体のしくみについて学ぶことになります。
鍼灸師として幅広く活躍するためには、国家資格取得はもちろん、人体に関する豊富な知識や臨床経験も必要になります。また、医療従事者として患者様への思いやりが大切であり、医療者と患者間の信頼を実現させるためのコミュニケーションスキルも不可欠となります。

図:鍼灸院の先生を目指す
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キャリアプラン

経験を積んで、スポーツトレーナーや美容、高齢者鍼灸などに特化する鍼灸師もいます。
また、平成30年から、機能訓練指導員の資格要件が緩和され、鍼灸師も機能訓練指導員として活躍できるようになりました。(鍼灸師以外の機能訓練指導員が在籍する施設にて半年以上の実務経験が必要)機能訓練指導員とは、利用者一人ひとりの心身の状態に合わせて機能訓練を行い、できる限り自分で身の回りのことができるように支援していく役割を担っていく仕事です。超高齢化社会を迎える今、更に鍼灸師の活躍の場が広がっています。

INTERVIEW

深澤さん

資格
鍼灸師
職業
鍼灸接骨院 治療スタッフ

「ありがとう」の言葉を直接いただける
素敵なお仕事です。

シズイを卒業し、現在は鍼灸接骨院に勤務しています。先生に施術中の 会話や治療ポイントなどの指示を頂きながら患者様に鍼、灸を行なってい ます。最近では、念願だった美顔鍼を取り入れてもらい日々奮闘中です。 患者様がお帰りの時、来た時よりもスッキリとしたお顔をしていたり、「楽 になった」「ありがとう」などの言葉を頂けたりした時はとてもやりがいを 感じられます。将来の夢は、美容、不妊、逆子などの女性の悩みに寄り添 える女性のための鍼灸院を開くことです。鍼灸師を目指そうとしている皆 さん、この仕事は患者様から直接感謝のお言葉を頂くことのできる、素敵 なお仕事だと思います。東洋医学はとても奥深く、勉強は大変だと思いま すが、興味をそそられる世界なので最後まで頑張って欲しいと思います。

写真:深澤さん

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